相談事例

相続手続き

豊田の方より遺産相続に関するご相談

2023年11月02日

Q:遺産相続のことで行政書士の先生に質問です。相続した不動産が遠方にある場合の手続き方法を教えてください。(豊田)

豊田の実家に暮らしていた父が亡くなったので、遺産相続について家族で話し合っているところなのですが、遺産相続の手続き方法について分からないことが出てきたので問い合わせました。

遺産相続の対象となる不動産は、豊田の実家のほか、九州の方に土地があります。この九州の土地については私が相続することになりそうなのですが、不動産を相続した場合は法務局に名義変更の申請が必要ですよね?九州の土地について、現地の法務局ではなく豊田にある法務局で遺産相続手続きを行うことは可能でしょうか。私は豊田に住んでおり日中は仕事がありますので、遺産相続の手続きのためにわざわざ九州の法務局まで出向くのは負担が大きいです。行政書士の先生、何かいい方法はありませんか?(豊田)

A  遠方の不動産を相続した際、現地に出向かず遺産相続の手続きを終える方法があります。

遺産相続によって不動産を取得した場合、その不動産の所在地を管轄する法務局(または支局、出張所)にて遺産相続の手続きを行う必要があります。それゆえ、残念ですが九州の土地の遺産相続手続きを豊田の法務局で行うことはできません。まずは法務省のホームページをご確認いただき、遺産相続の対象となる九州の土地と、豊田のご実家についても管轄の法務局を調べておきましょう。

遺産相続によって取得した不動産の名義変更のことを「相続登記」といいます。相続登記の申請方法は主に3種類あり、現地に出向かずとも申請する方法がありますのでご安心ください。

(1)窓口申請
法務局へ出向き窓口で直接申請する方法です。窓口の受付時間は平日の日中ですので、この時間に出向く必要があります。

(2)オンライン申請
お手元のパソコンに「申請用総合ソフト」をインストールし、作成した登記申請書を管轄の登記所に送信する申請方法です。オンラインで手続きが完了しますので、どんなに遠方の不動産であっても費用や所要時間の差もほぼなく手続きを終えることができます。

(3)郵送申請
作成した登記申請書を郵送する申請方法です。遠方の不動産の場合は旅費がかからず郵送代だけで費用を抑えられるほか、現地に出向くための時間も節約することができます。
ただし申請内容に不備があった場合は何度も郵送でのやり取りが生じる可能性があります。登記申請書の修正は申請者自身が行わなければならないため、窓口申請であればその場で指摘されてすぐに修正できるようなミスでも、郵送申請の場合は申請書が差し戻されてしまい、多くの時間がかかってしまうという点がデメリットといえます。また、到着ミスを防ぐために簡易書留以上の方法で送付した方がよいこと、返送を郵便で受領するために返信用封筒を同封しておいた方がよいことも注意点としてあげられます。

遺産相続の手続きは細かな作業が多く、日中お仕事をされている方は手続きに時間を割くのも難しいということもあるでしょう。遺産相続の煩雑な手続きは行政書士に依頼することが可能です。

豊田にお住まいで遺産相続についてお困りの方は遺産相続のプロである相続の花笑みへご相談ください。信頼のおける司法書士や税理士と適宜連携しながら、豊田の皆様にとって納得のいく遺産相続となるよう全力でサポートさせていただきます。どうぞお気軽に相続の花笑みの初回無料相談をご利用ください。

豊田の方より相続に関するご相談

2023年09月04日

Q:相続財産のほとんどを不動産が占める場合の均等な分割方法について行政書士の先生に伺います。(豊田)

先日豊田に住む父が亡くなり、弟と私の計2人が相続人となりました。私たちは豊田の出身ですが、弟は現在東京に住んでいるため、父の住む実家とそれほど離れていない私が時々父に会いに行っていました。東京に住む弟とは距離があるのと、弟は現在仕事が忙しいため、基本的には私が相続についてやっています。遺品整理では遺言書は見つからなかったため、父の財産調査を行いました。遺産は豊田の自宅と豊田郊外にある不動産で、現金は数十万円程度でした。自宅は私がいずれ住もうかと思っていますし、豊田郊外の不動産も今のところ売却の予定はありません。不動産の売却をしないで遺産分割はできますか。(豊田)

A:相続財産が不動産しか無い場合でも分割方法はいくつかあります。

ご相談者様のお父様は遺言書を残していらっしゃらなかったようですので、今回は遺言書が残されていなかった場合の遺産相続についてご説明しますが、相続では、遺言書の有無で遺産分割の方法が変わります。遺言書がある場合は、遺言書の内容に従って遺産分割を行うため、遺産分割について話し合う必要はなく、相続手続きは比較的スムーズに進みます。
財産を所有されていた方が亡くなると、その方の財産は相続人の共有財産となります。ご相談者様の不動産も現段階では弟様2人の財産となるため、全員で話し合って遺産分割を行わなければなりません。以下において不動産を売却しない場合の分割方法をご紹介します。

【現物分割】現物のまま遺産を分割する方法です。今回の場合は、ご相談者様がご自宅、弟様が不動産、といった方法です。不動産評価が全く同じとはいかないため厳密には不公平が生じることになりますが、相続人全員が納得するのであればスムーズな分割方法です。

【代償分割】相続人のひとりまたは何人かが遺産を相続して、残りの相続人に代償金ないし、代償財産を支払う方法です。相続した自宅に相続人が住んでいる場合などに不動産を手放すことなく遺産分割を行うことができますが、財産を相続した者は代償金を用意する必要があります。

もしも不動産を売却することにした場合には【換価分割】があります。これは、遺産の不動産を売却して現金化してから相続人で分割する方法です。

いずれにせよ、遺産であるご自宅と不動産の価値を調べてから、遺産分割協議をされると良いでしょう。

相続の花笑みでは、豊田のみならず、周辺地域にお住まいの皆様から相続手続きに関するたくさんのご相談をいただいております。
相続手続きは慣れない方にとっては複雑な内容となり、多くの時間を要する手続きになるかと思われます。相続の花笑みでは豊田の皆様のご相談に対し、最後まで丁寧に対応させていただきますので、安心してご相談ください。また、相続の花笑みでは豊田の地域事情に詳しい相続手続きの専門家が、初回のご相談を無料にてお伺いしております。
豊田の皆様、ならびに豊田で相続手続きができる行政書士および事務所をお探しの皆様にお目にかかれる日をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

豊田の方より相続についてのご相談

2023年08月02日

Q:行政書士の先生にお伺いしたいです。父が亡くなり相続手続きをすることになりましたが、何から手をつければ良いか分かりません。(豊田)

先日、豊田に住んでいた父が亡くなりました。最近まで旅行に行くほど元気に過ごしていたので、突然のことで驚きました。実感のないまま葬儀を終え、相続の手続きを進めようとしていますが、何から手をつければいいか分からず困っています。母は私が幼いころに亡くなっており、兄弟もいないため、相続人になるのは私だけになるかと思います。まずは何からはじめれば良いか教えていただきたいです。(豊田)

A:相続手続きには期限があるものや複雑なものがあるため、専門家へ相談することをおすすめします。

ご相談いただきありがとうございます。

相続が発生した場合は、まず遺言書が残されていないかを確認しましょう。遺言書の内容は、基本的に法律で定められた内容よりも優先されるため、何か手続きを進める前に遺言書を探してください。遺言書が見つかった場合は、遺言書の内容通りに手続きを進めます。

遺言書が見つからなかった場合は、戸籍の調査をしましょう。被相続人(亡くなった方)の出生から死亡までの戸籍謄本を取得し、相続人が誰になるのかを確定させます。遺産相続の手続きに使用するため、相続人の戸籍謄本も併せて取り寄せておくと良いでしょう。

次に被相続人の相続財産を調査しましょう。例えば不動産をお持ちでしたら、所有している不動産の登記事項証明書や固定資産税の納税通知書、銀行の通帳などを集めて確認しましょう。それから、集めた書類をもとに相続財産目録を作成しましょう。相続財産目録を作成しておくと、相続財産のすべてが分かるため、後々の手続きがスムーズに進められて便利です。

今回のご相談者様の場合は、相続人がご自身のみということでしたが、もしも相続人調査で他にも相続人がいた場合は遺産分割協議を行いましょう。遺産分割協議とは、相続人全員が集まり遺産分割の方法について話し合うことです。話し合いがまとまり、遺産分割の方法が確定したら、その内容を遺産分割協議書に記載し、相続人全員で署名・捺印をします。なお、遺産分割協議書は、相続によって取得した不動産の名義変更や被相続人の預貯金を引き出す際にも必要になりますので、大切に保管しておきましょう。

大まかな相続手続きの流れをご説明いたしましたが、実際に手続きを進めてみて分からないことや困ったことがありましたら、専門家にご相談することをおすすめいたします。

相続の花笑みでは、豊田にお住いの皆様の相続手続きのサポートをしております。ご自身で手続きを進めてみようとしたが、つまずいてしまったという方や、財産調査のお手伝いなどもしておりますので、相続でお困り事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。初回は無料でご相談を受け付けております。豊田の皆様のご来所を心よりお待ちしております。

 

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